症例報告最優秀賞(過去分)

目次

2018年度症例報告最優秀賞

『十二指腸型濾胞性リンパ腫の長期フォローアップ中に形質転換した一例』
谷川智彦1)、森毅彦1)、安部涼平1)、加藤淳1)、細江直樹2)、岡本真一郎1)。 1)慶應義塾大学医学部内科学(血液)、2) 慶應義塾大学病院内視鏡センター

発表学会:医学生・研修医の日本内科学会ことはじめ 2019名古屋(2019年4月27日)。優秀演題賞を受賞。
論文:’Histological transformation in duodenal-type follicular lymphoma: a case report and review of the literature’としてOncotarget(in press)

筆頭著者の岡本 真一郎教室主任、谷岡 智彦、指導医の森 毅彦
写真左側から
筆頭著者の岡本 真一郎教室主任、谷岡 智彦、指導医の森 毅彦

筆頭演者コメント

この度は、症例報告最優秀賞を与えてくださいましたこと、誠にありがとうございました。
貴重な症例を経験した場合には、個人としての経験ですませるのではなく、それを言語化し多くの先生方と共有することの大切さを、学ばせていただきました。
今後さらに、様々な経験を積み、それを還元できるよう精進して参ります。
森先生をはじめ、ご指導、ご評価いただきました先生方へ深く感謝しております。改めて、ありがとうございました。

2018年度 慶應義塾大学病院初期臨床研修医 谷岡 智彦(写真中)

指導医コメント

このような賞をいただき、大変光栄です。
貴重な症例の経過をまとめ、literature reviewを加えることで、意義のある報告ができたと思っております。
ご指導いただきました共著の先生方にもこの場を借りてお礼申し上げます。
これからも若手医師の指導に尽力してきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

血液内科 森 毅彦(写真右)

2017年度症例報告最優秀賞

『胃MALTリンパ腫が疑われたリンパ増殖性疾患の一例』
石垣 星(筆頭演者) 1),正岡 建洋(指導医)1), 亀山 尚子1),川井田 みほ3), 亀山 香織3), 森 毅彦2), 金井 隆典1)
1)慶應義塾大学医学部内科学(消化器)、2)同内科学(血液)、3) 慶應義塾大学病院病理診断科

発表学会:医学生・研修医の日本内科学会ことはじめ 2017東京(2017年4月15日)で演題賞を受賞
その後、Methotrexate-associated lymphoproliferative disorder of the stomach presumed to be mucosal-associated lymphoid tissue lymphoma: a case report Internal Medicine. in pressで英文論文化

筆頭著者の石垣 星、岡本 真一郎教室主任、指導医の正岡 建洋
写真左側から
筆頭著者の石垣 星、岡本 真一郎教室主任、指導医の正岡 建洋

筆頭演者コメント

この度は症例報告最優秀賞を頂き大変嬉しく思います。
研修医として初めて発表した「2017年度の内科ことはじめ」で演題賞を受賞し、さらに文献的考察を正岡先生をはじめ、各内科の先生方に熱心な御指導を頂き、一つの症例報告として発表することができました。
この症例報告を通して多くのことを学びました。また、この文献でより多くの医療の発展に貢献できれば幸いです。
今回の経験を活かせるよう今後も精進して参ります。
御指導御評価頂いた先生方に深く感謝致します。

2017年度 慶應義塾大学病院初期臨床研修医 石垣 星(写真左)

指導医コメント

このような賞をいただき、光栄に存じます。これも筆頭著者の石垣先生の頑張りと共著者の先生方のご助力のおかげです。大変、感謝致しております。このような各診療科との良好な連携は慶應義塾大学医学部内科学教室の伝統がなせるものです。一人でも多くの後輩にこの伝統を引き継いでいけるように今後も精進致します。
引き続き、ご指導、ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い致します。

消化器内科 正岡 建洋(写真右)

2016年度症例報告最優秀賞

『心膜剥離術が奏功して重度低蛋白血症が正常化した,蛋白漏出性胃腸症を合併した収縮性心膜炎の一例』
服部修(筆頭演者) 1), 守山英則(指導医) 1), 西山崇比古 1), 河野隆志 1), 岡本一真2), 前川裕一郎 1), 佐野元昭 1), 福田恵一1). 1)慶應義塾大学医学部循環器内科 2)同 心臓血管外科

発表学会:医学生・研修医の日本内科学会ことはじめ 2016東京(2016年4月16日)
その後、Circ Heart Fail. 2016 Dec;9(12)で英文論文化

筆頭著者の服部 修、鈴木 則宏教室主任、指導医の守山 英則
写真左側から
筆頭著者の服部 修、鈴木 則宏教室主任、指導医の守山 英則

筆頭演者コメント

この度は症例報告最優秀賞を頂き大変嬉しく思います。
研修医として何もわからない中、オーベンの守山先生をはじめ内科の先生方に熱心な御指導を頂き、一つの症例報告として発表することができました。
この症例報告を通して多くのことを学びました。今回の経験を活かせるよう今後も日々精進して参ります。御指導御評価頂いた先生方に深く感謝致します。

2016年度 慶應義塾大学病院初期臨床研修医 服部 修(写真左)

指導医コメント

この度は素晴らしい賞に選出いただきありがとうございます。各診療科の先生方のご協.力のもとで診断に至った症例を学会発表させていただきました。研修医の先生と一緒に症例を深く勉強することで、自分自身が大きく成長できた大変貴重な機会となりました。私はこれまで多くの先生方からご指導いただく機会に恵まれましたが、この素晴らしい伝統を引き継ぎ、今後も後輩のみなさんに内科の魅力を伝えていけたらと思います。

循環器内科 守山 英則(写真右)

これからの内科学教室を担う研修医の先生の素晴らしい発表が各診療科から集まりました。厳正な審査のもとに、2016年度の最優秀賞が決定いたしました。今回表彰されました先生、また応募いただいた先生方におかれまして、更なる診療の研鑽を通じ、慶應医学の発展への活躍がおおいに期待されております。

2017年度内科研修担当主任 川田 一郎